5月7日(土)広島県三次市にて開催された「第61回中国実業団陸上競技選手権大会(1日目)」に
当社陸上競技部より10名の選手が出場しました。
5000mは全3組レースが行われ、そのタイムで順位を争います。
2組目には4名の選手が出場しました。
レースは1000mを2分52秒で通過しましたが、その後ペースが上がることなく膠着した展開とな
りました。
先頭集団が3000mを8分40秒で通過。当社陸上競技部の4名も先頭集団にて通過しました。
レースが動いたのはその直後、マツダの向選手がギアを上げると一気に集団が崩れました。
中島選手と三上選手が第二集団にて懸命に前を追いかけますが、さらにペースの上がった残り400m
で後退することになります。しかし、新人の三上選手が諦めることなく残り1周で果敢に前を追いかけ
残り200mで先頭に追い付きました。その後惜しくもラスト勝負には敗れましたが、見せ場をつくる
積極的なレースが光りました。
(今大会が実業団デビュー戦となった大内選手)
(左:見せ場を作った三上選手、左:中島選手)
順位 | 選手名(所属チーム) | 記録 |
---|---|---|
1着 | 山本 雄大(マツダ) | 14分11秒59 |
2着 | 向 晃平 (マツダ) | 14分12秒40 |
3着 | 三上 雄太(中国電力) | 14分13秒01 |
6着 | 中島 大就(中国電力) | 14分18秒86 |
11着 | 松井 智靖(中国電力) | 14分36秒29 |
15着 | 大内 宏樹(中国電力) | 14分44秒35 |
3組目には6名の選手が出場しました。
スタート直後からコスマス選手とワウエル選手抜け出しました。
コスマス選手は1000を2分35秒のハイペースで通過しました。
序盤のペースが速すぎたこともあり2000m以降のラップタイムが伸びませんでしたが何とかこらえ
大会記録を3秒更新するタイムでコスマス選手が1着でゴールしました。
ワウエル選手は序盤のコスマス選手のハイペースにはついていけませんでしたが、中盤以降はコスマス
選手と変わらないラップタイムでレースを進め2着でゴール。
日本人トップの争いは、3000mの通過が8分32秒とスローな展開であった為、集団を形成し残り
1周のラスト勝負となりました。
当社陸上競技部の池田選手、大森選手、森宗選手の3名も先頭集団にて最後の力を振り絞ります。
のこり300mに差し掛かったところで大森選手が渾身のラストスパートを仕掛けます。
そのまま、後続を引き離し日本人トップの3着でゴールしました。
惜しくもスパート合戦には敗れましたが、森宗選手が8着、池田選手が9着とシーズンベスト記録で続
きました。
(渾身のスパートで日本人トップを獲得した大森選手)
(積極的な走りで大会新記録をマークしたコスマス選手)
順位 | 選手名(所属チーム) | 記録 |
---|---|---|
1着 | コスマス ムワンギ(中国電力) | 13分33秒79 ※大会新記録 |
2着 | ンガンガ ワウエル(中国電力) | 13分41秒69 |
3着 | 大森 太楽(中国電力) | 14分01秒64 |
8着 | 森宗 渚(中国電力) | 14分07秒30 |
9着 | 池田 勘汰(中国電力) | 14分09秒02 |
14着 | 山口 和也(中国電力) | 15分34秒39 |
今大会では、上位入賞者やシーズンベスト記録をマークする選手が多く日々の練習の成果を発揮するこ
とが出来ました。
続く10000m(5月14日@三次市)でも上位入賞と自己記録更新を目標にチャレンジしたいと思
います。
引き続き当社陸上競技部へのご声援をよろしくお願いいたします。
大会結果詳細については以下のホームページをご参照ください。
◎中国実業団陸上競技連盟HP(http://chugoku.jita-trackfield.jp/)