5月14日(土)~15日(日)に広島県三次市にて開催された「第61回中国実業団陸上競技選手権大
会(2日目、3日目)」に当社陸上競技部より11名の選手が出場しました。
大会2日目の10000mには10名の選手が出場しました。
1組目には10000m初レースとなるコスマス選手をはじめ、ワウエル選手、三上選手が出場しました。
レース前半、コスマス選手とワウエル選手は2人でペースをつくり5000mを13分58秒で通過しま
した。三上選手は日本集団で14分39秒で5000mを通過しました。
レースは8000m付近で動きコスマス選手の独走状態になりました。
そのまま、最後までペースを緩めることなく大会記録を15秒更新する27分46秒34の好記録でゴール。
ワウエル選手も最後まで粘りぬき自己記録を30秒以上更新する27分57秒10でゴール。
三上選手は終盤ペースが落ちていく選手が多い中、ペースを維持し続け、最後の1000mではペースを上
げて後続を引き離し1組目3着でゴールしました。
(大会新記録を更新するレースを展開した2人。右:コスマス選手、左:ワウエル選手)
(冷静なレース運びで終盤追い上げ、セカンドベストをマークした三上選手)
続く2組目には7名の選手が出場しました。
レースは、新人の大内選手が2000mまで積極的に先頭を走り序盤の流れを作りました。
その後、岡本選手が先頭を入れ替わり先頭集団を引っ張りました。
しばらく先頭集団に変化がありませんでしたが、6000m過ぎに大森選手が岡本選手の前に出てペースを
上げ集団をふるいにかけます。
その結果7000m地点では先頭集団は4名に絞られました。
レースは終盤8000mで岡本選手がスパートをかけますが、JFEスチールの風岡選手もさらにスパート。
最後のマッチレースには惜しくも風岡選手に敗れてしまいましたが、岡本選手2組目2着でゴール。
中盤果敢に攻めた大森選手は終盤惜しくも離されてしまいましたがセカンドベスト記録の3着でゴール。
兼実選手は最後まで粘り抜く走りで、こちらもセカンドベスト記録で6着にてゴールしました。
森宗選手は中盤に先頭集団から離されてしまったことが響き9着。松井選手も同様なレースで12着。
池田選手、大内選手は終盤苦しい走りとなり15着、17着に終わりました。
(先頭で走る岡本選手)
10000m総合順位
順位 | 選手名(所属チーム) | 記録 |
1位 |
コスマス ムワンギ(中国電力) |
27分46秒34
※初レース・大会新記録
|
2位 |
ンガンガ ワウエル(中国電力) |
27分57秒10
※自己新記録・大会新記録
|
3位 |
風岡 永吉(JFEスチール) |
28分29秒55 |
4位 |
岡本 直己(中国電力) |
28分33秒11 |
5位 |
大森 太楽(中国電力) |
28分41秒76 |
8位 |
兼実 省伍(中国電力) |
29分07秒93 |
10位 |
三上 雄太(中国電力) |
29分10秒06 |
13位 |
森宗 渚 (中国電力) |
29分19秒69 |
17位 |
松井 智靖(中国電力) |
29分40秒80 |
23位 |
池田 勘汰(中国電力) |
29分58秒40 |
31位 |
大内 宏樹(中国電力) |
30分54秒57 |
大会3日目は1500mと400m×4リレーに出場しました。
1500mには菊地選手が出場しました。
冬季から怪我で長期離脱していましたが、ようやくカムバックしてきました!
(久しぶりの大会出場となった菊地選手)
順位 | 選手名(所属チーム) | 記録 |
1位 |
モソップ ヒラリー(マツダ) |
3分44秒94 |
2位 |
山本 雄大(マツダ) |
3分46秒61 |
3位 |
キプランガット ダン(JFEスチール) |
3分47秒81 |
11位 |
菊地 駿弥(中国電力) |
3分56秒27 |
そして、毎年恒例の最終種目400m×4リレーでは新人3人とワウエル選手がタスキではなくバトンを
つなぎました。結果は4位となってしまいましたが大会最終日を笑顔で締めくくることが出来ました。
順位 | チーム | 記録 |
1位 |
JFEスチール |
3分34秒20 |
2位 |
中電工 |
3分36秒80 |
3位 |
マツダ |
3分38秒61 |
4位 |
中国電力(大内、三上、ワウエル、コスマス) |
3分40秒79 |
引き続き当社陸上競技部へのご声援をよろしくお願いいたします。
大会結果詳細については以下のホームページをご参照ください。
◎中国実業団陸上競技連盟HP(http://chugoku.jita-trackfield.jp/)