2021年11月14日(日)せら文化センター(広島県世羅町)を発着点とする,
第60回中国実業団対抗駅伝競走大会が開催され,当社チームが参加しました。
この大会は来年2022年元旦に開催される,全日本実業団対抗駅伝競走大会の予選も兼ねており,
出場権5枠をかけて,全10チームがしのぎを削ります。
1区を任されたのは新人の菊地選手。
2区インターナショナル区間に外国人選手がいない当チームとしては何とか他チームに先着して
タスキをつなぎたいところ。
前半から攻めの走りで後続を引き離しにかかります。
しかし,後半苦しい展開になり4位先頭と55秒差で2区へタスキをつなぎます。
2区を任されたのは主将藤川選手。
懸命に先頭を追いかけますが,外国人選手のスピードにじわじわと差を広げられてしまいます。
何とか粘り先頭との差2分10秒でタスキをつなぎます。
3区を任されたのは山口選手。
ここからの3区間で少しずつ差を縮めていきたいところ。
力走を見せますが先頭との差はなかなか詰まらず,4位のまま4区へタスキをつなぎます。
4区を任されたのはルーキーの大森選手。
まずは,前を行くマツダの選手を必死に追いかけます。
区間2位の力走を見せ差を詰めますが順位は変わらず4位でタスキリレー。
5区は地元世羅町出身の中島選手。
前を行く3位マツダの背中を追いかけます。
こちらも区間2位の力走を見せ前を行くマツダとの差を8秒まで縮めタスキリレー。
6区最長区間を任されたのは岡本選手。
最長区間,起伏の激しい難コース。さらに見えない先頭を追いかける難しい展開です。
タスキを受け取るとすぐに8秒前を行くマツダをとらえ3位に浮上します。
そのまま勢いを緩めることなくさらに前を追いかけ2位JFEスチールとの差を31秒,
先頭中電工との差を1分8秒にまで縮めて7区アンカーへとタスキを託します。
7区アンカーを任されたのは清谷選手。
タスキを受け取るとすぐに前を行くJFEスチールをとらえ2位に浮上。
そのままの勢いで前を行く中電工を追いかけます。
区間新記録の走りで最後まで差を詰めましたがあと34秒届かず2位でゴールしました。
今年もあと一歩のところで,優勝に届かず悔しい結果になりましたが
ニューイヤー駅伝の出場権は獲得しました。
元旦の本戦まであと1カ月半とわずかですがまだ時間はあります。
最後の最後までしっかりと準備をして臨みたいと思います。
ご声援いただきありがとうございました。
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《成績》
1位 中電工 4時間01分43秒
2位 中国電力 4時間02分17秒
3位 マツダ 4時間03分08秒
4位 JFEスチール 4時間04分32秒
5位 武田薬品 4時間19分46秒
★区間賞
6区(19km):岡本 直己(中国電力) 56分31秒
7区(12.5km):清谷 匠(中国電力) 36分44秒 ※区間新