2021年10月24日(日)笠岡陸上競技場(岡山県笠岡市)を発着点とする
第59回広島県実業団対抗駅伝競走大会が開催されました。
当部は入社1年目、2年目の選手を中心としたメンバーで挑みました。
秋晴れの中スタートした広島県実業団駅伝。
1区を任されたのはルーキーの菊地 駿弥。
菊地選手はスタートから先頭に出てレースをハイペースに持ち込みます。
区間記録を上回るハイペースに最後までついてきたのは中電工の三ツ星選手。
最後の直線、三ツ星選手のラストスパートにわずかに先着を許してしまいますが、
2秒差の2位(区間新記録)で2区へとたすきを渡しました。
続く2区を任されたのは入社2年目の山口 和也。
前方を走る中電工のアモス選手を懸命に追いかけます。
アモス選手の世界クラスのスピードにじわじわと差が広げられていきますが、
持ち前の粘り強さでその差を1分にとどめ,区間2位(日本人トップ)の走りで2位をキープし3区へ中継しました。
3区はルーキーの大森 太楽。
3区は、前の中電工を追いかけ後ろからJFEスチールAのダン選手が迫ってくる展開に。
前半は追い風を味方に前を行く中電工との差を5秒詰めますが、中盤の長い直線路と向かい風に
ペースが上がりきらずその差がまたじわりじわりと開きます。
後半、JFEスチールAのダン選手に追いつかれ苦しい走りになりましたが、
最後は粘りその差を8秒にとどめ4区に繋ぎました。
続く4区を任されたのはチームのムードメーカー中島 大就。
昨年度からの度重なる怪我に苦しんでいましたが、夏合宿を経て復活。
今大会最長区間となる4区に少し緊張しつつもタスキを受け取るとすぐに前を行くJFEスチールA
を追い抜き先頭を行く中電工の背中を追いかけます。
前半の勢いそのままに区間賞を獲得、残る2区間に勢いをつけます。
5区を任されたのは池田 勘汰。
先頭中電工との差1分8秒でタスキをもらい競技場をスタートしアンカーの待つ空港に向かいます。
区間賞を獲得する走りで先頭との差を50秒にまで縮め最終区の森宗にたすきを託しました。
最終区6区を任されたのは森宗 渚。
懸命に50秒前の中電工を追いかけますが、順位は変わることなく総合2位でゴールとなりました。
【1区】積極的な走りで集団を牽引する菊地選手
【2区】今季チーム内で存在感を強めてきている2年目の山口選手
【3区】長身でダイナミックな走りが特徴のルーキー大森選手
【4区】区間賞の走りで後半区間に追い風をもたらしたチームのムードメーカー中島選手
【5区】熱いハートを持ったルーキー池田選手 中島選手に続き連続区間賞
【6区】今回は苦しい走りとなったが入社4年目まだまだ成長中の森宗選手
11月14日(日)には中国実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝予選)が行われます。
今日出走した若手選手たちにエースの岡本選手をはじめとしたベテラン選手が加わり、
残りわずかではありますが大会当日に向け精いっぱい準備していきます。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
----------------------------------------------------------------------------
■総合結果
1位 中電工 2時間05分50秒 ※大会タイ記録
2位 中国電力 2時間07分05秒
3位 JFEスチールA 2時間07分28秒
4位 マツダ 2時間08分44秒
5位 JFEスチールB 2時間10分33秒