2021年1月1日(金・祝)第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会が群馬県前橋市で開催されました。
各地区で予選を勝ち抜いた(カネボウを除く)36チームが群馬県庁を発着点とする7区間100kmのコースで
タスキをつなぎます。
当チーム1区を任されたのは、清谷匠選手。
この駅伝1区は初出走。確実に2区以降に繋ぐ走りが求められるプレッシャーがある中で、
区間13位とベテランらしく冷静な走りができました。
2区は11月にチームに合流したビクター選手。
混戦の中スタートとなり、想定したレースプランでしたが、
終始苦しい走りとなり、区間35位。順位を大きく落として3区に繋ぎます。
3区の岡本選手は苦しい展開から、チームを再浮上のきっかけを作るため、
ひとつひとつ前を追いました。
粘り強い走りで6人抜き少しでも藤川選手が前を追える展開でタスキを渡せまたしました。
エース区間の4区初出走となった藤川選手は岡本選手が作った流れに乗り、
区間賞と変わらないペースで前を追いました。
さすがに1人で前を追い続けることは至難でしたが、
10人抜きの区間7位の走りで19位。5区以降に全てを託します。
続いて5区初出走となった兼実選手。
3区,4区に続いて前を追い上げたいところでしたが序盤から調子が上がらず終始厳しい走りに。
6区に27位で届け、後続区間に頼みを託します。
6区は予選会で好走をみせた秋山選手。
向かい風のなか確実な走りで順位を2つ上げて最終区7区へ。
7区の松井選手は、強風に行く手を阻まれ、中盤から集団を形成して膠着状態に。
それでもひとつでも順位を上げるため積極的に集団の先頭で前を追いました。
何とか順位を1つ上げ24位でゴールしました。
当日は新型コロナウイルス感染症対策により沿道での応援自粛の中での開催でした。
テレビ画面,インターネットを通してのご声援,本当にありがとうございました。
今大会は24位に終わりましたが,次大会に向けてまた1年間準備していきます。
これからも変わらぬご声援よろしくお願いいたします。
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総合
1位 富士通(東日本) 4時間48分52秒
2位 トヨタ自動車(中部) 4時間49分55秒
3位 旭化成(九州) 4時間50分32秒
4位 日立物流(東日本) 4時間52分33秒
5位 Honda(東日本) 4時間52分38秒
6位 三菱重工(九州) 4時間52分45秒
7位 JR東日本(東日本) 4時間53分54秒
8位 ヤクルト(東日本) 4時間54分55秒
24位 中国電力(中国) 4時間57分47秒
個人
1区 清谷匠 35分43秒(区間13位)
2区 ビクター・キプルト 23分46秒(区間35位)
3区 岡本直己 39分04秒(区間19位)
4区 藤川拓也 1時間04分57秒(区間7位)
5区 兼実省伍 49分07秒(区間33位)
6区 秋山雄飛 37分00秒(区間14位)
7区 松井智靖 48分10秒(区間14位)