元旦恒例の駅伝日本一を決める第52回全日本実業団対抗駅伝競争大会が,群馬県前橋市の県庁前をスタート・ゴールする7区間100kmのコースで開催されました。各地域の予選会を勝ち上がってきた37チームは,駅伝日本一をめざし新春の上州路を激走しました。 中国電力チームは,日清食品,コニカミノルタ,トヨタ自動車九州などと優勝候補の一角に名を連ね,二連覇へ向けてチーム一丸となった力強い走りを見せました。外国人ランナーに差をつけられる場面もありましたが,チームの総合力でコニカミノルタに続き,堂々の2位でゴールしました。 電力総連のチームでは,中電工チームが昨年より順位を下げ31位,四国電力が11位,九電工が14位,初出場のトーエネックが34位となりました。
ESSCは,有志による総勢80名の大応援団が前日までに関東入りし,東京支社を加え3班で全区間での応援体制を組み,激走する選手に力いっぱい熱い声援を送りました。
中国電力チームは,第1区 新井選手が11位でタスキをつなぎ,続くエース区間の第2区で尾方選手が7人抜きで4位に浮上しました。第3区は世界クラスの外国人スピードランナーが集う中,新人の岡本選手が6位で踏ん張り,第4区の梅木選手,第5区の佐藤選手が区間賞の走りで2位につけ,連覇の夢をつなげました。続く第6区 尾崎選手,第7区 油谷選手がトップのコニカミノルタに差を広げられましたが,2位をキープしゴールテープを切りました。
各チームが外国人選手の驚異的なスピードでタイムを上げる中,全員日本人選手の中国電力は,選手一人ひとりが自分の走りをした結果 堂々の2位となりました。がんばった選手はもちろんのこと,選手に対し暖かく声援していただいた皆さまのお陰であり,監督・選手・応援団・地元の皆さん・関係者のすべての方々に深く感謝申し上げます。 今年はいよいよ北京オリンピックです。これからの中国電力陸上部の活躍に期待します。
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